BLF開催報告

BIKE LOVE FORUM開催実行委員会 (二輪関係団体や国、地方自治体で構成)は、本年9月16日(土)群馬県前橋市にて、「第5回 BIKE LOVE FORUM in群馬・前橋 」を開催しました。
群馬県は2014年交通安全条例を制定していることもあり、今後の二輪車交通安全活動のあり方、二輪車の市場活性化、地域振興との関わりなどについて議論を行いました。

プログラム

※敬称略
13:00~ 開会挨拶

(経済産業省自動車課 課長 河野太志、群馬県 副知事 荻澤滋、前橋市 市長 山本龍)

13:15~ 群馬県の観光について

(群馬県、前橋市)

13:45~ 講演会「三ない運動から群馬県交通安全条例に向けた取り組み」

(群馬県議会 議員 須藤昭男)

14:15~ 二輪車産業政策ロードマップの進捗状況

(経済産業省自動車課 課長補佐 高橋一幸)

14:35~ パネルディスカッション「高校生等に対する交通安全教育の推進」

(モデレーター 日本大学理工学部交通システム工学科 助教 稲垣俱志)
(群馬県教育委員会、群馬県警察本部、埼玉県教育委員会、横須賀二輪車安全普及協会、日本二輪車普及安全協会)

16:00~ 講演会「日常の“体感”がファンを生む」

(株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント ビジネスプロデューサー 堀好伸)

16:45~ 総括

(日本自動車工業会 二輪車特別委員会 委員長 柳弘之)

次回開催自治体より挨拶

(岩手県一関市 副市長 佐藤善仁)

閉会の辞

(全国オートバイ協同組合連合会 会長 大村直幸)

プログラム紹介(概要)

■開会挨拶

二輪車関係団体や国、地方自治体が主催の「第5回BIKE LOVE FORUM(BLF)in群馬・前橋」が実施されました。開会の挨拶では経済産業省の河野課長より、開催趣旨やプログラム概要の案内の中で、交通安全教育を推進するため全国に先駆けて群馬県交通安全条例が制定されたことなどが紹介されました。その後、群馬県の荻澤副知事、前橋市の山本市長より挨拶がされました。

河野課長

河野課長

荻澤副知事

荻澤副知事

山本市長

山本市長

■群馬県の観光について
群馬県と前橋市より、群馬県のマスコットキャラクター“ぐんまちゃん”と、前橋市のマスコットキャラクター“ころとん”と共に、群馬県のグルメメニューや魅力的な観光スポットなどの紹介がされました。

群馬県よりぐんまちゃん

ぐんまちゃん

ころとん

前橋市よりころとん

■講演会「三ない運動から群馬県交通安全条例に向けた取り組み」

群馬県条例
群馬県議会の須藤議員より、三ない運動の廃止から群馬県交通安全条例の制定にむけた取り組みについて講演がされました。講演では、群馬県は長年初心者運転の交通事故発生率が全国ワースト1位だった。そのため幅広い年齢層を対象に交通安全教育を実施していく事が大切と考え、これまでの三ない運動の推奨から、群馬県交通安全条例の制定に伴う交通安全教育を実施したと話がされました。また、その後の具体的な取組みとし児童、生徒、教員、高齢者それぞれの交通安全教室や講習会の実施、中高生の自転車事故発生件数の削減を数値目標化するなどとしたアクション・プログラムが推進され、2015年7月1日付けにて三ない運動は撤廃されたと講演されました。

須藤議員

須藤議員

■二輪車産業政策ロードマップの進捗状況

経済産業省の高橋課長補佐より、ロードマップ国内施策について、具体的な進捗状況の説明がされました。その後、最近の二輪車販売台数の推移をふまえ、ロードマップのあり方の検討を開始していることや、本日のバイクラブフォーラムでは、新規顧客の拡大に向けて、高校生等がバイクを乗る前提とした必要な交通安全教育のあり方、若者に響くような情報発信やイベント開催をテーマにしているとの話がされました。
ロードマップ説明高橋課長補佐

■パネルディスカッション「高校生等に対する交通安全教育の推進」

“高校生にしっかりと交通安全教育を根付かせるにはどうしたら良いか?”をテーマとし、日本大学理工学部の稲垣助教をモデレーターに迎え、群馬県警察本部の岡本室長、群馬県教育委員会の黒巌主事、埼玉県教育委員会の澤畑主事、日本二輪車普及安全協会の作田氏、横須賀二輪車安全普及協会の藤井副会長とする5名のパネラーと、交通安全教育を進める上での問題点、二輪車業界の安全教育メニューの紹介、効果的な教育方法と今後のあるべき姿などの議論がされました。
パネルディスカッションの様子

■講演会「日常の“体感”がファンを生む」

日常の体験がファンを生む
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの堀好伸氏より「日常の“体感”がファンを生む」とし、2000時間を超える若者との対話や意識調査結果をもとに講演がされました。講演では「若者が変わったのではなくスマートフォンの普及によって社会が大きく変わり、その結果、若者の行動が変わった。若者が社会を映し出す鏡とした場合 “バイク離れ”の社会を創ったのは私達ではないだろうか?その一方で2017年の東京モーターサイクルショーでは来場者が初の14万人を超えバイクを楽しむハートは昔も今も変わらない。オートバイの特に“操る”“一体感”“高揚感”という情緒的な価値を日常の中で体感してもらい伝える事が大事なのではないだろうか」旨の話がされました。

堀好伸氏

堀好伸氏

■総括

日本自動車工業会の柳委員長より「今回のBLFでは“若者を守る”“若者に近づく”の2点だったのではないか。“若者を守る”はパネルディスカッションで群馬県、埼玉県の事例紹介を受け、今後の取組みとその手法について知恵と工夫を出してゆくべきだと感じる。次に“若者に近づく”という点ではアトラクティブな商品を出すと若い人が反応してくれるという事がわかったが、情緒的、機能的な価値を伝える手法については十分でない為、今後の取り組みの大きなポイントになるのではないか。その上で、常に安全という事を中心に置きながら手段としての価値を提供しなければならない。メーカーとしては安心・安全でおもしろいものをつくるという事に最大限の努力をしていきたいと思う。」旨の総括がされました。

柳委員長

柳委員長

■次回開催自治体より挨拶

一関市PR
岩手県一関市の佐藤副市長より、一関市では毎年全日本モトクロス選手権の開催や、ヘルメットメーカー
SHOEIの工場、があり、また東日本大震災の復興県であると話がされた。続いて餅や地ビール、熱気球の紹介がされ、しっかり準備をしてお待ちしたいと挨拶がされました。

一関市の佐藤副市長

一関市の佐藤副市長

■閉会の辞

全国オートバイ協同組合連合会の大村会長より「ロードマップにある2020年の目標に向けそれぞれが努力をしている所ではあるが、厳しい状況が続いている。しかし、そうした中でも未だ10人に1人はバイクを所有しており広く受け入れられている乗り物だ。中でも半分を占めるスクーターは他に代替えする事ができない乗り物となっている。そうした環境の中、日本独自の二輪車のあり方を考え、形を作っていく必要があると思う。次回のBLFで取り組みの結果が出せるよう進めて行きたい。」旨の挨拶がされました。

大村会長

大村会長

以上をもち、予定されていた全てのプログラムが終了しました。当日における出席者は267名でした。

第4回主催団体(順不同)

一般社団法人 日本自動車工業会
全国オートバイ協同組合連合会
一般社団法人 日本二輪車普及安全協会
日本自動車輸入組合
一般社団法人 日本自動車部品工業会
一般社団法人 日本二輪車オークション協会
一般社団法人 全国二輪車用品連合会
一般社団法人 中古二輪自動車流通協会
三重県
鈴鹿市
熊本県
静岡県
浜松市
磐田市
経済産業省

[共催]

群馬県
前橋市

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